今日悲しいことがありました。
ツイッターで言うことではないのかもしれませんが、多くの人に周知してもらえたらと思い呟きたいと思います。(長くなります。)身バレ防止のため動物の種類は伏せて話を進めさせてもらいます。— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
動物園ではよくあることなのですが、園路の落ち葉を動物に食べさせてる来園者がいました。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
あげていたのは5歳くらいの女の子で、辞めてもらうよう話しかけようとすると、どうやらその子の父親が落ち葉を拾い、それを動物に食べさせるように指示していました。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
もちろん目の前のフェンスには「動物にエサや、木・草をあげないでください。お腹を壊してしまいます。」と、エサ等を与えてはいけなたこと、その理由を明記してあります。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
5歳の女の子には注意書きが読めなくても、お父さんはもちろん読めるだろうし、できればその行為を注意する側に立ってほしいと思っています。「すみません、注意書きの通り(上記略)なので落ち葉をあげないようにお願いします。」と伝えましたが、お父さんからの反応はありませんでした。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
そして悲しかったのが、注意伝えて1秒もしないうちに私の目の前でまた娘に落ち葉を渡し動物に食べさせようとしていました。
また同じように「すみません…(略)」と伝えると、何も言うことなくその場から離れていきました。— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
まさか二回も無視されるとは思いませんでした。そしてお母さんと思われる人も側におられ、娘が落ち葉をあげる様子を写真を撮られていたし、正直言ってお母さんにも注意をして欲しかったです。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
エサを与えてはいけない理由は以下の通り。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
①動物園では健康管理等の理由からエサやり体験ができるところ以外では勝手にあげないでほしい。
②園内の草木であっても毒性があるものもあるので、例え草木であっても与えないでほしい。
③来園者の手にどんなウイルスや感染する恐れのある菌がいる可能性もあるので、食べ物を与えないでほしい。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
以前、ツイッターで
自分のお子さんに置き換えて考えて下さい。突然見ず知らずの人が自分のお子さんに、「かわいいね、お菓子あげるよ」といって近づいてきたら、そのお菓子をもらって食べますか?動物園の動物にエサを与えるのはそういうことですよ?
というのを見かけた。— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
私にも子どもがいますが、先ほどのツイートにはすごく納得させられました。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
フェンスの一本一本の幅が大きいから、手を入れてしまう可能性が高いことや、手を入れられないようにする対策が不十分だっちこと。看板の位置が子供の目線ではなかったこと。こちらの不備もあると考えられます。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
ですが、フェンスに何もつけず、幅をせまくしないのはなるべく来園者から動物を見やすくするため、わざと何もしてないことでもあります。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
以前から申し上げている通り、普段の生活では接することのできない野生動物に、エサやりや触ってみたいと思う気持ちは重々承知していますし、私自身も小さい頃はそう思っていました。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
本来ならば動物たちをずっと観察して、そういったルールやマナーを伝えるのは飼育員の仕事なのかもしれません。
しかし、実際にはその他の多くの作業の時間があり、ずっと動物たちを観察することは現実的にはできません。— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
それならば、もっと飼育員の数を増やして…警備や監視員を雇って…全ての動物に監視カメラをつけて………と、いうと今度はコストの問題もでてきます。これも実際難しいです。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
申し訳ありませんが、ルールやマナーをまだわからないお子さんにそれを伝えてもらうのは、親御さんたちの良心に委ねています。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
やってはいけないことを注意するのは、できれば各個人や親御さんに任せたいとも思っています。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
長文になりました。読んでもらえた方はこのような行為をしないと思いますが、絶対に辞めていただきたいと思っています。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
日本語がおかしいところが多々ありますが、ご容赦下さい。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月25日
たくさんのご意見や、アドバイスをいただきありがとうございます。
全てのコメントをいただいた方に返信をしたいのですが、何件か抜粋して回答させてもらいます。— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月26日
昨日私が遭遇した親子はおそらく、日本の方だと思います。お父さんも落ち葉を渡す時に娘に対し「はい、〇〇ちゃん」のような事を言っていましたし、立ち去る際にも両親ともに日本語を話しているのを聞いています。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月26日
日本語を話しているだけということで、私の創造の範疇になるので断定はできませんが、言葉が通じているだろうに無視されてしまったことが余計に私にとっては悲しかったです。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月26日
アドバイスの中にあったように、言葉を変えて、ひらがな・日本語以外の言語での表記の看板を出来るだけ目立つように取り付けたいと思っています。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月26日
落ち葉を食べる動物はどこの動物園にもたくさんいると思います。
大型から小型、肉食のように思われている熊でさえ、実は雑食で葉っぱや落ち葉を口にすることさえあります。— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月26日
ツイッターだけでいうのではなく、ここで皆様ならいただいた意見をもとに
①誰がみても理解することができ
②かつ納得してもらえ
③見やすい
注意書きを作りたいと思います。— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月26日
それと残念なお知らせになりますが、本日職場の他の飼育員との話し合いで、フェンスに目の細かいネットを取りける検討もしました。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月26日
これは自分の想定していた中では最悪の結果で、動物はすごく見辛くなるものだと思います。
— E0104N46 (@E0104N46) 2018年11月26日
40数年前の小学生の頃ですが『ぼくの動物園日記』という漫画があり、毎日お客さんがあげたミカンの皮が消化できず、キリンが死んでしまう話しが衝撃的でした。今でも心に焼き付いてます。
あの死亡したキリンの胃袋から大量のミカンの皮が見つかるページ、注意書の横に貼ると子供でも判ると思います。— garuda yokohama (@puregaruda) 2018年11月26日
同じ作品を思い出して貼ろうと思ったら既にこちらに書かれていました。
あの話は戦後の食糧難の時期で、お客も「キリンが喜んで食べてるから空腹に違い無い」と"善意"でミカンの皮を与えてましたね。
そうです。来園者達は善意でキリンを殺したんです。。。— Yuu (@ZX_Yuu) 2018年11月26日
そうですね(^_^;)
来園者も『善意』、キリンも喜んで食べる、でもキリンは死んでしまう。
とても深いテーマでした。— garuda yokohama (@puregaruda) 2018年11月26日
はじめまして。恐らく、この子のご両親は我が子に楽しんでもらう為でもなく、落ち葉をあげている我が子を見て、写真を取り自分達が楽しんでいるのでしょう。
一人でもこのような人達が減ってくれることを願っています。— のりやん@ドエルのアムラー@黑ミサ行きたいラルクリ行きたい (@suidou436382) 2018年11月26日
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